クワガタ・カブトムシ標本の作り方!

クワガタ・カブトムシ標本の作り方!


クワガタやカブトムシの標本の作り方をお教えします!

思い出を標本にして残そう

大切に育てた、夏の想い出のつまった大切な昆虫を大事に残したい。そんな想いを形にするには「想い出標本」がおすすめです!採集や飼育で大事に育てた虫達をきちんとした形にして残しておけば、虫に対して感謝の気持ちも愛着もこれまで以上にわいてきます。

オオクワガタの標本
カブトムシ標本

クワガタやカブトムシの標本作りは難しい?

でも標本って作るの大変そう・・・

そんなふうに思われがちですが、実は標本は「乾燥させるだけ」で大丈夫なんです。 ですのでここでの紹介は特別な薬品(エタノールなど)の用意はいりません。このページでは月虫流の標本作りをかんたんな3ステップでご紹介します!

この記事ではクワガタの標本の作り方を中心にご紹介していきますが、カブトムシにも応用可能な内容となっておりますので、カブトムシをお持ちの方もこの記事を参考に、標本作りにチャレンジしてみてはと思います。

〜標本作りの3つのステップ〜
1 固まった虫をほぐす
2 昆虫針を刺して固定する
3 形を整える

クワガタやカブトムシの標本作りにチャレンジ! まとめ

1 思い出を標本にして残そう!
2 標本作りはとってもカンタン!
3 ほぐして、固定して、整えるの3ステップ


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標本の作り方

用意するもの

1 標本にするクワガタやカブトムシ
2 昆虫針(今回は「6号」を使用)
3 固定用の針(マチ針でもOK)
4 針が刺しやすい板(発泡スチロール等)
5 使い古した歯ブラシ
6 木工用ボンド(修復用)
7 先の細長い物(ピンセットや竹串等)

手順1 固まった虫をほぐす

まずは昆虫を洗いましょう!

お亡くなり後、そのままの状態で乾燥していますので、体に付いたオガやゴミを水で洗い流し、歯ブラシなどでキレイに汚れを取り除きます。

歯ブラシで水洗い
標本にするクワガタを洗う

汚れを落としたら次に50~60度のお湯に漬けます。(熱湯に入れてしまうと眼が白くなってしまいますのでご注意!)

50~60度のお湯につけて柔らかく
クワガタをお湯につける

昆虫の乾燥具合で柔らかくなる時間が変わってきますが、30分~1時間位で柔らかくなってきます。頃合いを見計らって取り出し、虫の柔らかさをチェックしてみましょう。

柔らかさをチェック
クワガタの柔らかさをチェック

手順2 昆虫針を刺して固定する

昆虫がやわらかくなったらティッシュで水気をきって発泡スチロールの上に置きます(この時、足を全体に広げるように置きます)。

発泡スチロールに置いたクワガタ
虫を発泡スチロールにのせる

うまく足を広げられたら初めに1本昆虫針を刺します。 刺す位置は真ん中よりやや右です。真ん中だと背中の羽が開いてしまったり、形が崩れてしまいます。

針をさす場所は中心のやや右
針をさす

針の刺さり具合ですが、一旦上部の羽が貫通したら角度を確認します。前、後ろから確認して垂直に刺さっていれば、角度に気を付けて下まで貫通させます。 針の上部1.5cm位を目安にしてください。

針の角度は垂直に
針を垂直にさす

ちなみに標本の道具で平均台という物があり、あると針の差し込みの時に便利です。 一番上段の大きいほうの穴に針の頭を差し込みグイっと一気に押しつけます。すると、丁度良い刺し具合になります。

平均台を使用して針をさす様子
平均台

手順3 形を整える

さてお次は昆虫の形を整えていきます。まずは、このままだとクワガタが回転してしまうのでお尻の方を針で抑え、次にアゴをお好みで広げて針で固定します。標本の形は図鑑などに載っているものをお手本にするのがわかりやすくておすすめです。

お尻を固定する
お尻から固定する

アゴを広げて固定する
アゴを固定する

次は、後ろ足の形を整えていきますが、ここで一つポイントがあります。 出来るだけ左右対称に整えてあげましょう! それと、足をなるべく縦になるように針で固定します。ピンセットを使って整えてから固定すると上手くいきました。 足の固定は針を十字に刺すと安定します。

足は左右対称に
足は左右対称に

足は十字でしっかり固定
足はしっかり十字で固定

そして、足の爪を開かせます。足の爪を開かせるとよりぐっと標本っぽく見えてきます。

爪を開くとよりリアルに
爪を固定する

もともと爪が開いている足は針の固定はしなくても大丈夫です。要するに形を整えて乾燥出来ればそれで良いのです!

ここでポイント! 「触角をお忘れなく!!」

私はついつい終わってから気がつくことが多いです、、、。眼の下の方に折りたたまれているので、細い棒で出してあげます。

触覚も忘れずに
触覚も忘れずに

中足も整えてなるべく左右対称にします。これで整えは完了です。

整え終えた状態
整え完了

整え終えたらあとは乾燥させて出来上がりです。乾燥する際は風通しの良い日陰で干してください。もともとの昆虫の乾燥具合にもよりますが、 2週間~1ヵ月が目安です(大きいものだと1ヵ月以上かかる場合もございます)。 また乾燥期間中に少しずれたりすることもありますので時々チェックして微調整しましょう。

羽を広げる場合

羽を広げるポーズを作る場合は、手順2で紹介した「昆虫針を刺して固定する」かわりに、虫を立たせる台を作って作業していきます。

最初に発泡スチロールを適当な大きさに切ります。

カットした発泡スチロール
発泡スチロール

切った発泡スチロールは針で土台に2か所以上固定し、虫を立たせる台として使います。

虫を立たせる台として固定する
発泡スチロールを固定

ここまで準備ができたら、虫の羽を広げていきます。

羽を広げる場合は、針の先で背羽のスジをなぞってすきまを探します。指が引っ掛けられたら少し持ち上げながら横に広げます。両方の背羽が広げられたら、内側の薄い羽も広げます。

広げた内側の羽を先ほど切った発泡スチロールではさんで固定します。

後はアゴ、足、触覚などを手順3のように整えて完成になります。

ポーズの完成形(上から)
羽を広げる
羽を広げることで躍動感のある標本になります。

ポーズの完成形(後ろから)
昆虫標本

カブトムシの完成形
羽を広げたカブトムシ

標本の作り方 まとめ

1 標本作りは簡単3ステップ
2 道具も一般的なものでOK
3 左右対称にすることがポイント
4 爪や触覚を整えるとレベルアップ
5 羽を広げると躍動感が出る

この記事でご紹介したアイテム

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