群馬県桐生市にあります群馬県立ぐんま昆虫の森が、2015年8月1日をもちまして、
めでたく10周年を迎える事になりました。
ご存知の方もいらっしゃるかとは思いますが、月虫サイトを運営しております月夜野きのこ園は、同園のミュージアムショップを運営致しております。
その関係もありまして、10周年を記念致しまして、カブトムシゆかりさんを1日店長としてお招きし、なおかつ同園の映像ホールにて昆虫教室もやってもらっちゃおう!という企画を行いました。もちろん計画段階からぐんま昆虫の森の職員の方は大歓迎でして、めでたくこの日を迎える事になりました。今回はこのイベントのご報告をさせて頂きます。
ぐんま昆虫の森10周年式典
ぐんま昆虫の森 本館2階にて10周年式典が行われました。式典には、ぐんま昆虫の森の初代園長(現名誉園長)であります矢島稔先生と、同園のオリジナルキャラクターのクワガタぐんまちゃん、そして1日店長のカブトムシゆかりさんなどが参加されました。
まずは名誉園長のスピーチです。10周年、早いような長かったような、でもやっぱりあっという間な感じはしました。
続いて本日の1日店長のカブトムシゆかりさんもあいさつを行います。日頃から多くのところで虫のお姉さん活動を行っております。横にいるのはクワガタぐんまちゃんです。
カブトムシゆかりさんはずいぶんクワガタぐんまちゃんを気に入ったようで、触角を握ったりしていました(笑)
そして最後に10周年のくす玉割りです。個人的にも感慨深い気持ちです。
月虫スタッフであります筆記者は実のところミュージアムショップの初代店長をしていた事もあり、10年前のバタバタしていた頃を思い出します。
あの頃まだ小学生で、学校帰りに友達連れでよく遊びに来ていた少年は、大きくなり今はミュージアムショップでアルバイトをしておりす。
これにて式典は終了になりましたが、この後ファンサービスの一環で、クワガタぐんまちゃん、カブトムシゆかりさんと一緒に記念撮影が撮れる事になりまして、まぁ長蛇の列ができました。人気者の2人と一緒にですから、考えてみればそりゃそうだ。。。
ぐんま昆虫の森のイベント
式典も無事終わり、いよいよイベントが始まります。まずはカブトムシゆかりさんの昆虫教室です。式典後の写真撮影でずいぶん時間を取られてしまったため、ゆかりさんもすっかりタイトスケジュールとなってしまいました。
昆虫教室は前回のサラダパーク沼田でもやって頂いておりますので、盛り上がる事はすでに確信しております。開場と同時に超満員!立ち見まで出始めます。
昆虫教室は、簡単な昆虫クイズを織り交ぜながら進んでいきます。問題に答えられるお子様は積極的に手を挙げます。この日も多くの子供たちが手を挙げて、会場中に声が響き渡ります。
クイズに正解しますとカブトムシの景品をもらえます。子供たちも大喜び!
この日の子供たちは、さすが昆虫の森に来るだけあって、詳しい子が多い!クイズはバンバン正解がでまして、当然その分進行も早く、結果やや早めに昆虫教室は終了となりました。大いに盛り上がったので全く問題なし。
教室終了後は、お決まりのカブトムシのサナギ変身グッズを着ての記念撮影会が行われました。もちろん長蛇の列。筆記者もお手伝いをしながらようやく全てのお客様の撮影が終了しました。ゆかりさんもマネージャーさんもお疲れ様でした。
午後には矢島名誉園長の昆虫講座が行われます。その前にお昼休憩を取りました。
ちなみにカブトムシゆかりさんは、ミュージアムショップメニューの中からキノコご飯をチョイス。前回のイベント時には月夜野きのこ園のキノコセットをお土産にお渡し致しましたが、その時も大変喜んで頂きましたが、今回もキノコご飯!
さては無類のキノコ好き!?
月夜野きのこ園にはカブトムシもキノコもあるよぉ~(笑)
さて午後になり矢島名誉園長の昆虫講座です。題して、ドクトルむっしー(矢島名誉園長の愛称)の昆虫おもしろ講座です。
画像左下が矢島名誉園長です。
こちらも超満員です。ふと見ると、カブトムシゆかりさんも見ております。昆虫界の大先輩のお話に、熱心に耳を傾けておりました。
この日はトンボの一生です。トンボは幼虫時代(ヤゴの時代)を3~4年過ごしまして、ようやく成虫になるのだそうです。成虫の寿命は2ヶ月ほどだそうです。
こちらも最後に質問コーナーがあります。子供たちから高校生まで多くの人が質問しておりました。チョウの種類などの質問には即答しておりました。ちなみに日本国内では現在245種類だそうです。時として増えたり減ったりする事もあるようです。
おもしろ講座も終了し映像ホールを出ますと、ゆかりさんはまたもお客さんとの記念撮影をお願いされ始めます。人気者です。
その後館内を見学し、展示なども見て回ります。この時期の展示は都合よくカブトムシの特集でした。
展示を見て回っておりますと、何だか見覚えのある人のパネルが・・・。
むし社の店長飯島さんも幅広く活動されております。さすがですねぇ。
そして夕方には園長室にて名誉園長とお話をさせて頂きました。カブトムシゆかりさんもやや緊張気味。ちなみにゆかりさんには事前にミュージアムショップにて名誉園長の執筆本をご購入頂いておりまして、本にサインを頂いておりました。
お話の場には筆記者も同席させて頂きましたが、やはり長年の昆虫にまつわる活動には重みが感じられます。御年85歳、衰えを知らず元気でらっしゃいます。素敵な事です。
ところで、大方の予想通り、矢島名誉園長は初代の店長を務めておりました筆記者の事を完璧に忘れておられました(笑)
その事をお伝えしますと、大いに驚き、しかしながら上機嫌でなご様子で、
「あなたはずいぶんと若返りましたね~」
とか
「ここに居た頃はもっとモサっとしててねぇ~」
とか色々おっしゃっておりました(笑)
これにはゆかりさんもマネージャーさんもウケてるご様子。
この事に関しましては、他の場所でも言っておられました。
ですが最後はガッチリと握手をさせて頂きました。
そしてゆかりさんは名誉園長と記念撮影。
長い1日でしたが、ぐんま昆虫の森が10周年を迎える事が出来た事は大変素晴らしい事だと思います。多くの方々に支えられてここまで来たわけです。これはあくまでも通過点ですので、今後も更なる繁栄を期待したいところです。
そして、久々に多くの職員の方とお話をさせて頂きましたが、その中でとても嬉しい情報としましては、現在の店長の評判がすこぶる良いという事でした。この事は名誉園長もおっしゃっておりました。本人の努力もさることながら、これも多くの方々に支えられてきたからだと思います。ひたすら感謝です。
カブトムシゆかりさんですが、昆虫の飼育室などでも職員の方に質問を投げかける等、昆虫に関しましては大変熱心で、まさに虫のお姉さんといった感じでした。もっと勉強したいともおっしゃっておりました。フィールドや温室では、キレイな虫や見慣れぬ虫などを積極的にマイカメラにて撮影をしておりました。この事をみても、今後の飛躍が大いに期待されそうです。マネージャーさんも、今回は女性の方だったのですが、さすが細かなところまで気配りの届く方でした。みんなすごいです。
ちなみに、ゆかりさんとマネージャーさんはミュージアムショップにてお買い物をして下さいました。クワガタぐんまちゃんグッズなどです。ありがとうございました。
最後はミュージアムショップにて記念撮影です。皆さまおつかれさまでした。
この記事の簡単なまとめ
1 ぐんま昆虫の森 めでたく10周年
2 映像ホールでの昆虫教室はどれも満員
3 カブトムシゆかりさんは勉強熱心!今後の飛躍に期待度大
4 矢島名誉園長は偉大な方 現在も元気な事が素晴らしい!
5 筆記者は以前はモサっとしていたが、昔に比べ若返った(ホンマかいな)