本日は月夜野きのこ園の完熟MatでBE-KUWA飼育レコードに認定された「ヘラクレス オキシデンタリス」をご紹介します。
ヘラクレス オキシデンタリス164.2mm!完熟Matで2019年BE-KUWA飼育レコード更新!
日本で最も人気の高いカブトムシ『ヘラクレス』、弊社のお客様がBE-KUWAギネスに認定されました!
種類は『ヘラクレス オキシデンタリス』前レコードは、155.7mmですので、今回8.5mmもの更新となりました。
野外でも160mmには届きませんので今回の164.2mmは、とても凄い記録となるのは言うまでもありません。
ギネス ヘラクレス オキシデンタリスの飼育方法
まずは、今回ギネスを獲得されました香港在中の胡志豪さまをご紹介いたします!胡志豪さま、BE-KUWAギネス認定おめでとうございます!!
飼育者(ギネス獲得):胡志豪さま
今回のギネス、ヘラクレスオキシデンタリスはエクアドル産となります。まず、今回のギネスの元となるヘラクレスオキシデンタリスは2014年に産卵に成功したそうです。1ペアからオス4匹・メス8匹を幼虫飼育した事が始まりだそうです。
幼虫は22~26℃の温度管理し、エサは月夜野きのこ園の完熟マットをメインに少量の発酵した木屑を混ぜて幼虫飼育。
幼虫は一年で羽化し、一番大きなオスは160mmになり、幼虫期の最高体重が123gでしたが、羽化した直後、胸角は折れてしまい、155mmとなってしまったとの事です。
それから累代飼育を続け、2016年には20匹以上の幼虫がとれました。初令、2令の頃は、多頭飼育で幼虫を育てましたが3令には、10Lの容器で1頭づつ飼育し
飼育温度は22~25℃、幼虫のエサは同じく、月夜野きのこ園の完熟マットをメインに少量の発酵した木屑を混ぜて飼育。
幼虫の体重は、93g→112g→121g→131gと順調に増えていき蛹のサイズは195mmにもなったそうです!
それから2カ月かけて、164.2mmの超大型成虫がみごとに羽化!
胡志豪さまの感想
ヘラクレス・オキシデンタリスはヘラクレスオオカブト種の中で結構飼育しやすい亜種だと思います。温度管理は特に複雑ではありませんので。22-26℃は一番適正な温度と思います。
幼虫期が短いことはヘラクレス・オキシデンタリスの特徴だと思います。成長はとても早いし、幼虫から成長まで約1年ぐらいだけかかります。ですから、幼虫期に定時的に新鮮な食糧を提供することはとても重要だと思います。特に、食糧を交換するタイミングはちゃんとキャッチしなければならないと思います。幼虫期にいっぱい新鮮と品質が良い食糧をたべさせないと、栄養が足りませんので、成長が良くできないと思います。こちらは大きな成虫を飼育できることの大事なポイントと思います。
ヘラクレス オキシデンタリスギネスのまとめ
1 温度管理は22~26℃が適正。
2 定期的に新鮮な発酵マットを食べさせる事が重要。
3 発酵マットの交換時期のタイミングを見極める。
胡志豪さまとのご縁
昆虫ショップ 蟲森萬象甲蟲專門店 DiscoveryBeetles Jiminey Liさま、長年に渡り、月夜野きのこ園のクワガタ・カブトムシ飼育用品を販売して頂いております(⌒∇⌒)
2015年には、月夜野きのこ園に来て頂きまして動画にもご出演いただきました!
2019年冬、Jiminyさまから今回のギネス認定の連絡とお写真を月夜野きのこ園にお送りいただきました!
この場をおかりして、Jiminey Liさま、胡志豪さまに心よりお礼申し上げます!本当に有難うございました。
今後もより良い製品がお届けできますよう、スタッフ一同頑張って参ります!
画像左:胡志豪さま 画像右: Jiminey Liさま 「香港加油!」
この記事でご紹介したアイテム
発酵マット 完熟Mat