ツヤクワガタ属のご紹介
ツヤクワガタ属の特徴
ツヤクワガタとは、クワガタムシ亜科の中の1種で、日本国内にはいない種類のクワガタです。東南アジアを中心に生息しておりまず。
特徴としましては、♂の大アゴの多型現象と呼ばれる大アゴの変異が挙げられます。いわゆる短歯・中歯・長歯に分かれる種類が多いという事です。また前羽の色も実に様々で、ツートンカラーの種類も多く見受けられます。寿命でいいますと、羽化後半年程度で寿命を迎える種類もおれば、1年から1年半ほど生きる種類などもおります。また幼虫の形状も特徴的で、波打ったような形状をしているものが多く、また下半身が太めになるような傾向があります。またツヤクワガタの幼虫は、他の幼虫を捕食する事もあるという説があるようです。
耐寒性は弱く、日本でも飼育も温度管理は必要になってくる種類が多いです。
幼虫の体は蛇腹のように波打っている事も特徴のひとつ※画像はルデキンツヤクワガタ
ツヤクワガタの生息地とは
ツヤクワガタのほとんどは東南アジアの島々に生息しております。日本では主にインドネシア産の種類が多く流通しております。ですが、実際まだまだ全種類が解明されているわけでもなく、今後も新しい種類が発見されてくることもあるかと思われます。
ツヤクワガタ図鑑
ではツヤクワガタ属を画像でご紹介します。大アゴの形状や前翅にも注目してみて下さい。
ツヤクワガタ属のご紹介 まとめ
1 日本では発見まだされていない
2 成虫の♂は大アゴの多型現象が見られる事が多い
3 幼虫は波を打ったような形状をしている
ツヤクワガタ属についてのあれこれ
ツヤクワガタ属の飼育方法と難易度
ツヤクワガタの飼育難易度ですが、これもまた種類によってまちまちです。
インターメディアツヤクワガタやブルマイスターツヤクワガタ、ダールマンツヤクワガタなどは比較的初心者向けと思われます。逆に難しい、上級者向けの種類としましては、ブルークツヤクワガタやゾンメルツヤクワガタ、ストリアータツヤクワガタなどが挙げられます。
ツヤクワガタはやや曲者体質がありまして(笑)、比較的産卵が容易で実績も多い種でも、別の機会にもう一度チャレンジした結果全失敗だったりと、不安定感が否めない、そんな種にも思われます。ですが産卵数そのものは、いわゆる爆産も多く、まさに三振かホームランか、といった感じさえします。
産卵や幼虫飼育はマット産卵、マット飼育で特に問題はなく、幼虫飼育自体は容易な種類もたくさんおります。逆に飼育方法が解明していない種類もたくさんおりますので、一括りでは難易度は語ることができない事も事実です。
幼虫飼育の期間に関しましても、大型のツヤクワガタに関しましては、1年以上を要する種類もありますが、飼育そのものは比較的容易なものも多いです。
まだまだ解明されていない、謎の部分も多いツヤクワガタですが、大きいものでは100mm以上のサイズになる種類もおりまして、楽しみも多い種類ではあります。
ツヤクワガタ属の流通量
ツヤクワガタの流通量ですが、日本国内に主に流通しているものはその多くはインドネシアのツヤクワガタかと思われます。インドネシアと言いましても多くの島々の集合体ですので、その中の各島々から入ってきているものが多いと思われます。インド産のツヤクワガタ、例えばブルマイスターツヤクワガタなどは流通量は少ない傾向があります。
ツヤクワガタ属の人気度
その人気度ですがなかなか確かな事は言えませんが、ツヤクワガタの王様としまして、以前から高い人気を誇っていたものとしましてはやはり、ブルマイスターツヤクワガタが挙げられます。サイズも大きいものでは100mmを超えることもあり人気種ではあります。ですが前述の通り、比較的に流通量も少ないため高価なクワガタでもあります。
その他ではインターメディアツヤクワガタやラコダールツヤクワガタなども人気は高いツヤクワガタと言えます。
フェモラリスツヤクワガタも長歯に関しましては非常に人気は高いのですが、なぜか野外採集もの、いわゆるワイルドものの入荷事情で言いますと、なかなか長歯が入ってこないため、イマイチ人気は伸びきらないといった傾向があります。
その他はハッキリとは何とも言えませんが、色・形状なども様々ですので、好みが分かれることが多いようです。
ツヤクワガタ属についてのあれこれ まとめ
1 飼育に関しては不安定感がある(産卵の有無など)
2 比較的大型になる種類は人気も高い傾向がある
3 インドネシアに生息しているツヤクワガタは流通量も多め
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