前回の続きで、簡易温室での産卵セットの経過です。
セット始めの頃は電気アンカの設定を「大」にしていたのですが、土の中の温度が30℃超え少し暑めだと思い、途中から「大と中の中間」に設定を変えました。設定後は29℃~27℃ぐらいをキープでき、発砲スチロール内の温度も28℃~26℃で管理しました。Matの中に指を入れてみて温度を確認してみたところ、ほんのり温かく産卵に良さそうな環境でした。ケース内とフタに結露が出てきてカビが発生しないように、こまめに結露を拭き取って様子を見てきました。
オキナワクワガタ・簡易温室測定結果
日付 | 発砲スチロール内の温度 | 土の中の温度 | |
2019/12/9 | 28.4℃ | 30.4℃ | 電気アンカ(大) |
2019/12/10 | 27.8℃ | 30.3℃ | |
2019/12/11 | 28.0℃ | 30.0℃ | 電気アンカ(大~中)に変更 |
2019/12/12 | 27.8℃ | 29.0℃ | |
2019/12/13 | 28.3℃ | 28.8℃ | |
2019/12/14 | 27.2℃ | 29.0℃ | |
2019/12/17 | 27.6℃ | 29.9℃ | |
2019/12/20 | 26.6℃ | 28.3℃ | |
2019/12/25 | 27.3℃ | 28.2℃ | |
2019/12/27 | 26.0℃ | 27.9℃ | |
2020/1/8 | 27.1℃ | 27.9℃ |
2020/01/10 卵と幼虫を発見!(^^)!
簡易温室使って産卵するのか??ドキドキでしたが…
セットしてから約1か月後に卵と幼虫を見つけました!ケースの側面からいくつか卵を見つけることができ、とりあえずホッとしてます。幼虫も小さいので、しばらくしてから割り出したいと思います。
2020/02/05 割り出し
前まで、虫が苦手でしたが、産卵セットを組んだり飼育してきて、クワガタへの興味が出てきたような感じがします。小さい幼虫だったら手に乗せられるようになりました(笑)
割り出した結果
幼虫:22頭でした!!なかなかの結果だったと思います(#^.^#)
冬場の産卵は温度がとても重要だと思いました。理想の温度帯(27℃~28℃)で管理するには、温度変化が大きい事務所では産卵させようと思っても難しいような気がしました。とてもいい経験ができました(*^-^*)
簡易温室で産卵のまとめ
1・冬場に産卵させる理想の温度帯(27℃~28℃)をキープをする
2・結露が出た場合はこまめに拭き取る
3・割り出しの結果・オキナワヒラタクワガタ幼虫22頭
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