小さいクワガタカブトムシ
クワガタやカブトムシ飼育の世界では、虫の「大きさ」が注目されサイズの大きい虫に人気が集まり、サイズが普通や小さめのものは印象が薄くなる傾向があるように思います。小型~中型でも色や形などの特徴が魅力的な虫はたくさんいます。この記事ではそんな虫たちを紹介したいと思います。
クワガタ編
ムナコブクワガタ
ムナコブクワガタは、オーストラリアに生息する体長3センチ程度の小型のクワガタです。特徴はオスメスともに背中に現れるユニークな模様です。温度を20~23度程度に管理できれば飼育自体は容易です。必要となる飼育容器も500cc程度のサイズで済み、幼虫飼育期間の目安も7ヶ月程度と短めで、飼育をしやすい条件が揃っていると言えるでしょう。
ムナコブクワガタの癒しポイント! 小っちゃくて背中の模様も独特!
メンガタメリー
メンガタメリーは、アフリカに生息する体長5センチ程度の比較的小型のクワガタです。特徴はオスの背中に現れる顔のような模様です、メスはオスと違い黒い部分と明るい色の部分のツートンカラーになります。幼虫飼育時の容器は800cc程度のボトルでも十分です。温度を25度程度に管理できれば飼育自体は容易です。幼虫飼育期間の目安は6~7ヶ月ほどになります。
メンガタメリー(オス)の癒しポイント! 背中の模様が顔みたい!
メンガタメリー(メス)の癒しポイント!背中のツートンカラーがクッキリ!
スペキオサスシカクワガタ
スペキオサスシカクワガタは、東南アジアに生息する体長5~6センチ程度のクワガタです。特徴はオスに現れる立派な角です。名前に恥じないまさに鹿のような角は、横に大きく伸びてそこからさらに前方に伸びた形状をしています。幼虫飼育時の容器は800cc程度のボトルでも十分です。温度を20~25度程度に管理できれば飼育自体は容易です。幼虫飼育期間の目安は10ヶ月ほどになります。
スペキオサスシカクワガタの癒しポイント! 鹿やトナカイを思わせる立派な角!
ドウイロクワガタ
ドウイロクワガタは、南米に生息する体長3センチ程度の小型のクワガタです。特徴は風景が映り込むほどのツヤと光沢のある背中です。また足にはブルーやパープルの色味も現れます。幼虫飼育時の容器は800cc程度のボトルでも十分です。温度を20度前後に管理できれば飼育自体は容易です。幼虫飼育期間の目安は10ヶ月ほどになります。
カブトムシ編
サビイロカブト
サビイロカブトは体長4センチ程度で比較的小型のカブトムシです。特徴のフサフサした毛並みは見た目もかわいく触り心地も良いです。温度を25度程度に管理できれば飼育自体は容易です。必要となる飼育容器も小さめのもので済み、幼虫飼育期間も6ヶ月程度と短めで、飼育をしやすい条件が揃っていると言えるでしょう。
サビイロカブト(オス)の癒しポイント! 小っちゃな体とフサフサした毛並み!
パチェコヒメゾウカブト
パチェコヒメゾウカブトは、南米に生息する体長5センチ程度の比較的小型のカブトムシです。特徴は小型ながらも立派な角です。幼虫飼育時の容器は800cc程度のボトルでも十分です。サビイロカブト同様、温度を25度程度に管理できれば飼育自体は容易です。幼虫飼育期間の目安は10ヶ月ほどになります。
パチェコヒメゾウカブトの癒しポイント! 大型のゾウカブトに負けない立派な角!
ゴロファピサロ
ゴロファピサロは、南米に生息する体長4センチ程度の比較的小型のカブトムシです。特徴は上方に伸びるアーチ状のキレイな角とそれに沿うように生えるフサフサした毛です。温度を23~25度程度に管理できれば飼育自体は容易です。幼虫飼育期間の目安は10ヶ月ほどになります。
ゴロファピサロの癒しポイント! アーチ状の角とフサフサした毛!
小さいクワガタカブトムシ まとめ
1 大きな虫以外にも魅力的なものはいる
2 色や形など様々な特徴がある
3 オスとメスで特徴が異なる場合がある
4 今回紹介した虫は飼育が容易です、ぜひチャレンジしてください!
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