カブトムシの採集に挑戦しよう!夏の楽しみはやっぱりコレだ!

カブトムシの採集に挑戦しよう!夏の楽しみはやっぱりコレだ!


今回はいよいよカブトムシの採集についてです。夏の醍醐味と言えばやっぱりコレですよね!誰でも一度は挑戦したいカブトムシ採集。その方法を月虫流にお教えします。

カブトムシの採集について

カブトムシはどこにいるのか

国産のカブトムシはどこにいるのでしょうか?まず最初の疑問がこれだと思います。基本的には雑木林です。とりわけ標高のあまり高くない平地よりの雑木林の中で生息しております。
では雑木林の中の何の木が狙い目なのか?代表的な木で言いますと、
クヌギ、ニレ、ヤナギ、ナラ、タブなどが挙げられます。ご存じのとおり、カブトムシは樹液を飲んで生活しています。雑木林の中の上記の種類の木のあたりに狙いを定めて採集に行ってみましょう。また、裏ワザとしましてホダ木などが多く並んでおいてあるような場所にも、羽化したてのカブトムシがいる事もあります。

雑木林とはこんな感じの場所です。
雑木林

ナラの木です。
ナラの木

クヌギの木です。
クヌギの木

クヌギの葉

ホダ木です。
羽化したてのカブトがいる場所

カブトムシはいつ頃出てくるのか

では採集には何月頃に行けばよいのか。カブトムシは地域にもよりますが、だいた7月~8月頃に野外に出てきます。まさに夏の頃です。その中でも特に多く見られるのは、7月中旬~8月中旬です。ですのでその期間に採集に行く事が最もゲットできる確率が高いのではと思います。ホダ木を狙う場合は7月の初旬頃が狙い目です。

野性のカブトムシの特性

採集に出掛ける前に、まずはその特性を知っておかなければなりません。ではその特性とはどんなものでしょうか?

①飛翔性が高い
カブトムシはとても飛翔性が高いです。一説には1回の飛翔で1kmほど飛ぶ事もあるようです。人間は飛ぶ事ができませんので、カブトムシの飛翔性の高さは採集する上でも心構えが必要です。

②意外と敏感
カブトムシは実は敏感です。ですので人間による振動にも反応が早く、その飛翔性の高さを活かしてすぐに飛んで行ってしまいます。なかなか手ごわい相手です。

③力が強い
野外のカブトムシは当然パワーもあります。当然、木にしがみつく力も強いです。

④夜行性で夜間は明るいところに行く
カブトムシは夜行性です。その夜間には明るいところに飛んでいく習性があります。真っ暗な場合などは月の方向に向かって飛ぶ事もあります。

採集に行くまえに、こういったカブトムシの特性を知っておいた上で作戦を考えましょう。さぁいよいよ採集に出発です。

雑木林②

野性のカブトムシの採集について まとめ

1 カブトムシは平地(標高があまり高くない)の雑木林にいる
2 狙い目の木は、クヌギ、ニレ、ヤナギ、ナラ、タブ等
3 カブトムシの活動時期は7月~8月、採集しやすいのは7月中旬~8月中旬
4 野性のカブトムシは力が強く、飛翔性も高く、且つ敏感
5 明るいところに行く


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カブトムシの採集に挑戦

燈火採集のやり方

まずは燈火採集をご紹介します。燈火採集とはカブトムシの明るい所に行く習性を活かした採集方法です。街灯や自動販売機の明かりなどに飛んでくる事も多いですので、そこを採集するというやり方です。最も手軽な採集方法で、危険性も少ないです。一番のやり易さは何と言っても、自然の知識(雑木林や木の種類など)が必要ないという点です。まずはこの燈火採集に挑戦してみましょう。

こういった所も燈火採集の狙い目
燈火採集

ルッキング採集のやり方

ルッキング採集とは目で見て捕獲するやり方です。先ほどご説明致しました雑木林などに採集に行く場合のやり方です。
このルッキング採集であったり、後述します蹴り採集はポイントが幾つかあります。このポイントを踏まえつつご説明致します。

①時間帯 ②天候 ③注意点

これが主たるポイントです。

まずは早朝の採集ですが、5:00~7:00頃が狙い目です。この時間はオススメでもあります。理由は比較的に明るいため転んだりする危険性も少なく、スズメバチなどもまだ活動を開始していないからです。この時間に雑木林の中の樹液の出る木(クヌギなど)をめがけて採集に行きます。目で見てカブトムシがいたら捕まえます。高いところにいる場合は網を使用して捕まえます。網が届かない場合は蹴りを一発おみまいしまして(笑)、落ちてきたところを捕獲します。

次にお昼頃の採集ですが、カブトムシは夜行性で主な活動は夜間です。では昼間はどこにいるのかといいますと、木の下などに潜っている事もあります。樹液の出る木の根元を掘ってみるのも良いと思います。必ずではありませんが、カブトムシが潜っている可能性も充分あります。
日中の採集に際しましてはスズメバチには充分注意をして下さい!もちろんヘビにも注意が必要です。残念ながら、スズメバチもカブトムシと同じく樹液をエサとしております。ですので、安全を期すならば、カブトムシのいる木にはスズメバチもいる事もある、これくらいの心構えが必要です。

樹液のまわりに多くの昆虫たちが群がっております
樹液に集まる昆虫②

最後に夜間採集です。夜間とは言えども夕方18:00過ぎなど、うす暗くなってくればカブトムシは動き始めます。ですので完全な夜間ではなくても採集は可能です。最もカブトムシが飛んでいる(活動している)時間帯は20:00~22:00頃です。何故かこの時間に多く飛んでいる傾向が見られます。日没から何時間のあいだ、といったようなカブトムシの体内時計でもあるのでしょうか、この時間が最も多いと言われます。この時間に懐中電灯や網などを持って採集に出掛けます。目で見て手で捕獲できそうな場合は問題ありません。網で届きそうな場所にいる場合も網で捕獲します。網でも届かない場合は当然、蹴りを一撃喰らわすわけです(笑)

この時に裏ワザがあります。蹴りを入れる時に懐中電灯を使いながら蹴る方法です。
先述のとおりカブトムシは明るい場所へ飛んでくる習性があります。この習性を利用してカブトムシを誘導するやり方です。懐中電灯を下方から上へ照らし、蹴りを一発。そして木を離れたカブトムシは懐中電灯の光に反応し、光の方にバタバタと向かってきます。その明りをゆっくりと自分の体に当てて、自分の体にカブトムシを止まらせるやり方です。カブトムシの習性を活かした方法です。確実に成功するかどうかはわかりませんが、面白いので試してみる価値はあるかと思います。

カブトムシ採集

トラップ採集

最後にトラップ採集です。よく聞く採集方法です。夜中のうちにトラップ(バナナ等のフルーツ類が多い)を仕掛けて置いて、翌早朝にトラップに付いているカブトムシを捕まえる。これがそのやり方です。

比較的に有名な採集方法ではありますが、トラップ採集はそのトラップをしっかり作り込まないと、本州ではなかなか難しいようです。というのもやはり、フルーツにひと手間加えるなどして発酵臭を強めないと、カブトムシは寄ってこないからです。ではどこに寄ってくるのかと言いますと、樹液です。やはり樹液の魅力にはなかなか勝てないようです。

南西諸島の地域などは、どうやらカブトムシの好む樹液の出る木が少ないらしく、トラップにはくいつきが良いようですが、本州にはカブトムシの好む木が豊富なため、なかなかトラップには食い付きが悪い、という事らしいです。
もちろんこの情報が全てではありませんので、実践してみる価値は充分あります。その場合は、バナナをストッキングなどにいれてグチャグチャにして、そこへ焼酎(お酒)をかけましてしばらく放置し、再発酵させます。それをトラップ用のエサとして雑木林に仕掛けるやり方になります。

カブトムシ採集

クヌギのウロ

クヌギの葉の表側です。
クヌギの葉表

クヌギの葉の裏側です。
クヌギの葉裏

カブトムシの採集に挑戦 まとめ

1 燈火採集は街灯のあかりや自動販売機を狙ってみる
2 ルッキング採集のやり方 ①手で捕獲 ②網で捕獲 ③蹴りで落とす(裏ワザあり)
3 ルッキング採集の狙い目時間帯 ①早朝又は18:00過ぎ ②20:00~22:00
4 トラップ採集のエサはバナナがオススメ 良く混ぜて焼酎をかけて再発酵させる

採集に関するその他あれこれ

野外採集に不向きな条件とは

採集を行う上で不向きな条件というのもあります。例えば夜間の場合ですと満月の夜などが挙げられます。満月の夜はもしかすると月の明かりが強いため、やや高い(人間の手に届かない)ところを飛んでいる可能性があります。人工的な明かりよりも月の明かりの方が強いという事なんでしょうか。

次に強風の日。風が強いとカブトムシも上手に飛べないからか、あまり活発に動かない傾向があります。ですので条件としましてはあまり良いとは言えません。また強風の日は普段から風で木が揺れているため、人間が蹴りをみまわしたところで、カブトムシは強風対策で常時しがみついているためビクともしません。この事から強風の日は採集には不向きです。

雨の日。羽が濡れやすくなるせいか、あまり活発に動きません。それ以外でも、木に蹴りを入れた時にカブトムシが落っこちてくる(飛ぶ事が多いが)音と、雨粒が落ちる音との区別がしづらいという点も挙げられます。

カブトムシ採集

野外採集時の注意点

捕まえる上での注意点については、例えば蹴りなんですが、一撃必殺のつもりでやって下さい(笑)なぜかと言いますと、クワガタもそうなんですが、一発目の蹴りで落とせなかった場合、カブトムシやクワガタは警戒してガッチリと木にしがみつき、2回目以降の刺激に耐える準備をします。ですので2発目をくらわせたところで落ちてこない。という事も多々あるからです。蹴りは一撃必殺!で覚えておいて下さい。

採集時の注意点としましては、まずは転んで怪我をしない事です。地味に大事です。そして先述しましたスズメバチです。夏場のスズメバチは秋ほど危険ではないものの、充分注意が必要です。そしてヘビやその他の動物にももちろん注意をして下さい。せっかくのカブトムシ採集です。最後までワクワクドキドキを楽しんできて下さい。

最後にカブトムシ採集(昆虫採集全般)はモラルをまもって行って下さい。くれぐれも他人様の迷惑になることや、山や森、雑木林といった自然環境を汚染するような行為は控えて下さいますようお願い致します。

カブトムシ

捕まえる事に成功したら

憧れのカブトムシの採集に成功しましたら、カブトムシ愛を持って大切に育ててあげて下さい。そのカブトムシたちの子孫を残す方法などもありますので、詳しくは別の記事にも書いておりますので参照してみて下さい。

参考記事;カブトムシの育て方!『1年間の飼育スケジュール』を覚えておこう!

カブトムシ成虫

採集に関するその他あれこれ まとめ

1 ルッキング採集時のNG条件 ①強風 ②満月 ③雨の日
2 ルッキング採集時の好条件 ①無風 ②新月 ③晴れ ④25℃以上の気温
3 ルッキング採集時の注意点 ①転んで怪我 ②スズメバチ ③ヘビなどの生き物
4 採集はモラルをしっかり守って行う
5 採集したカブトムシはカブトムシ愛を持って大切に育てる

この記事で紹介したアイテム

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国産カブトムシ

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