メタリフェルホソアカクワガタの飼育に挑戦!初めてでも安心です。

メタリフェルホソアカクワガタの飼育に挑戦!初めてでも安心です。


メタリフェルホソアカクワガタってどんなクワガタ

メタリフェルホソアカクワガタの基本情報

メタリフェルホソアカクワガタは東南アジアに生息しているクワガタで、ホソアカクワガタ属の中の1種です。クワガタブームの頃から飼育種としてはメジャーなクワガタで、現在でも外国産のクワガタの中では比較的多く流通しているクワガタと言えます。ホソアカクワガタ属の代表種でもあり、飼育経験者も多いのではと予測されます。産地によって前翅の色や光沢に違いが出る傾向があり、中には言葉では言い表せない程の輝きを見せる物もあります。

スラウェシ産メタリフェル メタリック

メタリフェルホソアカクワガタの特徴

メタリフェルホソアカクワガタの特徴としましては、長い大アゴとその名の通りメタリックカラーが特徴と言えます。またホソアカクワガタの中でも2番目の体長を誇り、大アゴが全体の半分を占める個体も多いです。
最大で100mmに達するものもあり、迫力は充分と言えます。
生息圏が低地(平地)という事もあり、ホソアカクワガタの中では比較的に高温への耐久性も強いという事も特徴と言えます。
前項でもご説明しましたが、産地によって前翅の色が違い、また流通量も産地によって様々です。

スラウェシ産メタリフェル レッド

メタリフェルホソアカクワガタってどんなクワガタ まとめ

1 ホソアカクワガタの中の代表種とも言える
2 大きい個体は100mmに達する
3 産地によっては流通量は比較的多く、飼育経験者も多い
4 大アゴが体の半分を占める事も多々ある


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メタリフェルホソアカクワガタに卵を産ませてみよう

成熟の確認

メタリフェルホソアカクワガタに卵を産ませてみます。では早速ご説明致します。
まずは成熟の確認です。この種に関しましては成熟までの期間は比較的短く、昆虫ゼリー等のエサを食べ始めてから約1カ月もすれば成熟する事が多いです。他種に比べますと短めではあります。
というのも、後述しますが成虫の寿命や幼虫でいる期間も他のクワガタと比べ短く、結果その一生のサイクルは早いことになります。ですので当然、羽化後の成熟も早いのではと予測されます。野外採集の個体に関しましては成熟していると見なしても問題はありませんので、すぐに産卵セットに投入してもOkだと思われます。

スラウェシ産メタリフェル

同居生活と産卵セットの組み方

成熟の確認ができましたら、早速♂♀を同居させます。この場合は直接産卵セットにて同居させます。その期間は1週間~10日もみておけばよいでしょう。

産卵セットですが、メタリフェルホソアカに関しましては、マット産卵で問題ないと思われます。ブリーダーの方の中には材を投入して産卵セットを組まれる方もおりますが、マットのみでも充分産卵はしてくれます。もし材産卵を行う場合は、やや柔らかめのを使用する事をお勧めします。

マット産卵のセットは以下の通りです。

1 飼育ケースSサイズ又はMサイズを用意します。
2 マットは完熟マット又はくわマットを用意します。
3 ケースの7分目程度までマットを入れて上から手で押し固め、カチカチにします。
4 その上から同じマットをふんわり軽めに2~3cmほど乗せます。
5 転倒防止材昆虫ゼリーを入れて完成です。

これでOKです。ちなみに通常飼育時の管理温度は20℃~25℃程度をお勧めしておりますが、産卵時はこれよりやや高めの25℃~28℃が理想です。♀の産卵スイッチが入り易くなるからです。
通常飼育時の温度ももう少し幅をとっても問題はありませんが、18℃以下にはしないようにして下さい。
上記の期間を過ぎましたら♂を取り除き、♀のみを産卵セットで飼育します。

産卵セット

産卵・割り出し

♂を産卵セットから取り出しまして、1カ月~2ヶ月もしますと、産卵セットの側面に幼虫が見え始めます。幼虫が見え始めましたら産卵セットの中身を開けて、中の幼虫を取り出します。割り出しです。を使用した場合は材の外からは幼虫は見えづらいので確認ができませんが、1カ月から2ヶ月後には割り出しを始めても特に問題はないと思われます。
割り出しを行った後の管理方法ですが、幼虫はプリンカップ等で個別で管理を行います。200ccサイズでOKで、マットは産卵に使用したものと同じ種類の物を使用して下さい。

メタリフェルホソアカクワガタに卵を産ませてみよう まとめ

1 成熟期間は約1カ月、長くても2ヶ月と短め
2 産卵はマット産卵、材産卵どちらでもOK
3 産卵にオススメなのは完熟マットくわマット

メタリフェルホソアカクワガタを羽化させよう

幼虫飼育の開始

割り出しました幼虫をプリンカップで個別管理を始めましたら、あとはフンの増える様子をみながらマット交換を行います。初めのうちは♂♀の判別もつきませんが、♀の場合は最後まで、羽化するまでプリンカップでも問題ありません。メタリフェルホソアカの♀は大きくても25mm程度で、とても小さいです。ですので最後までプリンカップでも特に問題はないわけです。♂も成虫の大きさを求めない場合でしたら最後までプリンカップでも問題ありませんが、やはり♂は大きくしたいという方がほとんどだと思われますので、その場合はクリアボトルに入れ替えて飼育を行う方が良いでしょう。

メタリフェルホソアカクワガタの幼虫飼育

幼虫飼育の期間ですが、もちろん個体差もあり、管理温度にもよりますが、♀の場合ですと4カ月で羽化する事もあります。それ以上に長くなる事も当然ありますが、他のクワガタに比べますと、幼虫期間は♂♀ともに短いです。また管理温度ですが、大げさに言いますと18℃~28℃まで大丈夫で、非常に温度に対する適応力があります。
メタリフェルホソアカクワガタが飼育初心者向けの外国産クワガタといえるポイントはこのあたりと言えます。またメタリフェルホソアカの幼虫はマットの消費も他種と比べても少なく、省エネ飼育とも言えます。

メタリフェルホソアカクワガタの幼虫

メタリフェルホソアカクワガタの羽化ずれ

サナギの項に入る前に、1点特筆事項があります。メタリフェルホソアカクワガタの羽化ずれと呼ばれるものです。これは♂♀の羽化のタイミングが大幅にずれる傾向があるという意味です。
基本的には♀が早く羽化します。その後に大幅に遅れて♂が羽化します。極端に言いますと、♂が羽化した頃に、すでに先に羽化した♀がすでに寿命を迎えているなんて事もあります。普通に飼育を行う場合は特に問題はないのでしょうが、例えば同じ親から誕生した♂♀をもう一度交配しようと考えてる方は、幼虫飼育時の温度管理を工夫する必要があります。♂は25℃~28℃と高め飼育、♀は18℃~20℃(ただし18℃以下にはしない)とやや低め飼育、こういった工夫で羽化時期を合わせる必要がでてきます。この点は注意点と言えます。

サナギになったら

幼虫飼育を行っていきますとやがてマットの減りが遅くなったり、フンの量が減ったりしてきます。そうなりますと蛹化が始まっていると考えます。
そういった兆候が見られましたら、しばらくは安静にしておき、むやみに動かしたり、マット交換をしたりする事は控えるようにしましょう。
ちなみに。メタリフェルホソアカのサナギですが、体を折り曲げた状態になっているわけですが、この時点ですでに大きな大アゴも確認でき、とても凄さを感じます。幼虫を幾つも飼育される場合はそのうちの♂の1頭くらいは人工蛹室で観賞してみるのも興味深いと思います。

ついでながらワンランク上の飼育方法ですと、特に♂の幼虫に関してですが、あえてクリアボトルを横にして飼育するという方法があります。これは蛹化前に行う訳ですが、どういう事かと言いますと、サナギになる、蛹室を作るに当たりまして、ビンの高さは不要なわけです。必要なのはその直径、面積です。より蛹室を余裕に作ってもらうために横にして長さを出すという訳です。普段の幼虫飼育は縦に置き、数カ月が経過した時点で横にして、コロコロと転がらないように固定して、最終段階を迎えてもらう。こんな方法もあるというご紹介です。

サナギになりましたら引き続き安静にして、無事に羽化してくれる事を祈ります。
メタリフェルホソアカクワガタは寿命もさほど長くないため(3~4カ月前後を目安)、その貴重な成虫時期を、じっくりと観察するなり、子孫を残すなり、大切に育ててあげて下さい。クワガタ愛を持って飼育を行うようにして下さい。

ペレン島産メタリフェルホソアカ

メタリフェルホソアカクワガタを羽化させよう まとめ

1 幼虫飼育は最後までプリンカップでも問題はない
2 ♂の幼虫をクリアボトルで飼育する場合はボトルを横に倒すという方法もある
3 羽化ずれを起こす事が多い

この記事でご紹介したアイテム

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