オオクワガタの育て方【基礎編】飼育からブリードに挑戦してみよう!

オオクワガタの育て方【基礎編】飼育からブリードに挑戦してみよう!


今回は国産オオクワガタのブリード方法を一通りご紹介いたします。
国産オオクワガタはクワガタブームの火付け役でもあるクワガタでブリード入門には最適です。

オオクワガタの基本情報

オオクワガタってどんなクワガタ

まずは基本情報ですが、まずはオオクワガタってどんなクワガタ?なかなか実物を見た事もない方もいると思いますので、まずはここからスタートします。

生息地域ですが、ほぼ日本各地に生息しておりますが、各地ともポイントが限られている事が多く、なかなか見られない地域も数多くあるといえます。例えばコクワガタは多くの場所で発見できますが、オオクワガタは実際にはなかなか見る事ができないイメージを持ってる方も多いのではないでしょうか。

性格は温厚で、体長は♂の場合は70mmに到達するものもあります。
寿命が長いのが特徴で3年以上生きる事が多く、最長では7年も生きた例があるとの話しもあります。

オオクワガタのブリード方法の紹介

今回のブリードの手順ですが、

①オオクワガタを手に入れる
②♂♀を同居させる (1週間)
③♀に卵を産ませる (1ヶ月)
④卵や幼虫を確認する(1時間)
⑤幼虫飼育を始める (10~12ヶ月)
⑥羽化(成虫になる)

このポイントでご説明致します。
途中途中でNG行為などもご紹介致しますが、基本的には難しい事はありません。

さて、まずは成虫の確保です。上記のとおり野外採集をするにはよっぽどのポイントを押さえていないと難しいので、まずは購入する事をおすすめします。
オオクワガタの販売は月夜野きのこ園でも行っています!

購入の際に必ずチェックして頂きたいのが「羽化日」というものです。
羽化日とは蛹から成虫になった日をさし、その日からおよそ6ヶ月経たないとブリードが始められないのです。クワガタにも成熟する期間が必要で成熟して初めて産卵が可能になります。それに必要な期間がおよそ6ヶ月が目安になります。
羽化日を確認するには、購入時に販売店で確認します。販売店のほとんどが各クワガタごとに「羽化日○年○月」との記載や案内があります。もし表記が無い場合には、問合せをして羽化日を確認してから購入しましょう。

羽化日を確認して♂♀ペアをゲットしたらいよいよ飼育の開始です。

オオクワガタの基本情報 まとめ

1 生息地は全国各地だが野外採集は難易度は高い
2 最初は採集より購入がオススメ
3 ブリードにはオオクワガタが成熟しているかが重要
4 成熟には羽化後6カ月くらいかかる。(個体差あり)
5 成熟の目安になる羽化日は購入時に確認する。


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オオクワガタのブリードに挑戦!

♀に卵を産ませてみよう!産卵セットの組み方

オオクワガタの産卵セットですが、何パターンかあるのですが、月虫オススメのセットをご紹介させて頂きます。菌床産卵セットです。

飼育ケースはLサイズを用意します。サイズに関してはこの記事の画像をご参照下さい。
次に昆虫マットを準備します。きのこマットが良いと思います。きのこマットを底から2~3cmほど敷き詰めます。そうしましたらBasicクヌギブロックをその上にまるまる1個入れます。そしてケースの全体1/3程度まできのこマットをいれます。
昆虫ゼリーを幾つか入れればOKです。

オオクワガタ産卵セット1 オオクワガタ産卵セット2
①飼育ケースLサイズ
②昆虫マット(きのこMat)を敷き詰める。

オオクワガタ産卵セット3 オオクワガタ産卵セット4
③菌糸ブロックを袋から出しマットの上にのせる。
④隙間にマットをいれる。

オオクワガタ産卵セット5 オオクワガタ産卵セット6
⑤昆虫用ゼリーを入れる。  ⑥完成、横から見た様子。
⑥の状態のケースに♂と♀を入れます。期間は約1週間も入れておけば大丈夫だと思います。(交尾完了)
産卵セットに約1週間同居させたら、♂を取り出し別のケースに移します。その後は♂の単独飼育となりますので、飼育ケースのSSサイズにハスクチップをいれて昆虫ゼリーを入れておけばOKです。

こちらのセットを使うとお手軽にオオクワガタの産卵にチャレンジできます。初めての方にはオススメです。
オオクワガタ専用:産卵チャレンジセット(コクワガタ産卵セット)

卵や幼虫を確認してみよう!割り出しのやり方

さて産卵セットに♀のみでの生活になりました。この時期(産卵前)はエサをよく食べる傾向があります。大食い時期です。パワーをため込んで産卵をしてもらいます。

産卵の時の温度ですが、25~28℃がベストですのでそれを目安に管理を行うと良いかと思われます。

その後1ヶ月程度様子を見ながら飼育を行います、産卵セットの中のブロックが穴だらけになっていたりしますと産卵されている可能性大です。その状態が確認できる状態になったら、念のために♀を産卵セットから取り出して別のケースに移し替えておきましょう。オオクワガタのメスは幼虫を食べてしまう事もありますので念のためにです。

産卵セットの中に幼虫の姿を見つける事ができたら割り出しのタイミンクかと思います。「割り出し」産卵セットから幼虫または卵を取り出す事を言います。方法としましては、産卵セットの中のクヌギブロックをケースから取り出してビニールシートか何かの上で、ブロックを少しずつ丁寧に手で崩していきます。この時は幼虫をつぶしてしまわないようになるべく丁寧に行って下さい。

産卵セットの割り出し
「割り出し」の様子、タライの上に産卵セットをあける。

産卵セットの割り出し

菌糸ブロックに幼虫が食べた痕が見えます。

オオクワガタ幼虫

産卵成功、菌糸ブロックで孵化した幼虫が出てきた様子。

オオクワガタの卵

割り出すと「卵」も見ることができることもあります。卵で出てきた場合には幼虫になるまでケースに戻して管理します。

幼虫飼育の開始

オオクワガタの幼虫を割り出す事に成功したらいよいよ幼虫飼育の開始です。幼虫は1頭づつ飼育する事をオススメします。幼虫飼育は菌糸ビンを使います。幼虫には「エサ」兼「住居」になります。菌糸ビンとは広葉樹のオガクズ成分をキノコの菌で分解したもので、ビンの中に詰まっております。幼虫はその中で菌糸を食べて大きくなります。基本的には成虫になるまでこの菌糸ビンを使って飼育します。

菌糸ビンの中に幼虫を投入し飼育の開始です。使用するサイズは800ccでも1100ccでもどちらでもOKです。飼育時の温度は18℃以上28℃未満が理想的です。18℃~20℃にて低温飼育を行いますと大きめに成長する傾向があります。23℃~25℃で高めの温度で飼育を行うと早めに羽化する傾向があります。

ビンの中の菌糸が減ってきたら交換のタイミングです。新しい菌糸ビンに移し替えてあげましょう。
幼虫飼育~羽化までは詳しくはコチラのページに詳しく書かれておりますのでご参照下さい。
幼虫飼育ページ

サナギになったら

菌糸ビンの中でサナギになるための準備でもある蛹室が確認できたらその後はしばらく安静にしておきましょう。掘り起こしたりする事は初心者の方にはおすすめではありません。1か月~2ヶ月で(飼育温度によります)羽化すると思いますのでそれまではじっと我慢です。

クワガタ幼虫飼育

蛹化直前の幼虫※画像は別種です。

羽化に成功したら

オオクワガタも羽化したばかりの頃は何も食べません。自力でビンの中から出てくるまでそっとしておいてあげましょう。そしていよいよオオクワガタがビンから出てきます。親虫にエサをやり、環境を整えてあげ、割り出しを行い、幼虫飼育を行ってきた月日を思い出します。皆さんのオオクワガタも立派な成虫となって出てくる事でしょう。オオクワガタは成虫でも長生きをする昆虫です。長い期間愛情を込めて育ててあげて下さい。

最後になりますが、オオクワガタを飼育する上での最大のポイントは何と言いましても、溢れんばかりのクワガタ愛です。大きなクワガタ愛を持って育ててあげてあげて下さい。

 

オオクワガタのブリードに挑戦! まとめ

オオクワガタ ペア
1 産卵セットは菌床産卵がオススメ
2 産卵してそうであれば♀は産卵セットから取り出す
3 産卵セットの割り出しは丁寧に行う
4 幼虫飼育は単独飼育で菌床ビンを使用する
5 蛹化が始まったら安静にしておき、自力で成虫が出てくるまで見守る
6 大きなクワガタ愛をもって飼育する

この記事でご紹介したアイテム

月夜野きのこ園クワガタ菌床販売部でご購入頂けます。
国産オオクワガタ
飼育ケースLサイズ
>菌床ブロック(Basicクヌギブロック
昆虫ゼリー
菌糸ビン

こちらのセットを使うとお手軽にオオクワガタの産卵にチャレンジできます。初めての方にはオススメです。
オオクワガタ専用:産卵チャレンジセット(コクワガタ産卵セット)

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