クワガタ飼育とは何だ!流れとポイントを知っておこう!

クワガタ飼育とは何だ!流れとポイントを知っておこう!


今回の記事はクワガタ飼育とは何ぞやという内容です。
クワガタ飼育と一言に言いましても、国産、外国産、種類や場面など色々とありまして、
何とも言い切れません。ですのでポイントを押さえた大まかな内容でご説明致します。

クワガタ飼育とは何だ

クワガタ飼育の流れ

クワガタ飼育の流れやサイクルについてです。大まかに言いますとこんな感じになります。

クワガタ飼育の流れ
①成虫飼育
②産卵・割り出し
③幼虫飼育
④サナギ・羽化

こんな感じとなります。スタートをどこからにするかは、人によって違うと思いますが、(例えば幼虫飼育から開始される人も多い)まずまずこんな流れかなと思います。

クワガタ飼育のポイント

ご説明しましたこの各流れの中にそれぞれポイントがあり、そのポイントの内容が飼育するクワガタの種類によって変わるわけです。そのポイントは大まかにこのようなものが挙げられます。

クワガタ飼育のポイント
Ⅰセット等に使用する用品やマット
Ⅱ幼虫のエサ
Ⅲ温度管理
Ⅳ時間(期間)

上記以外にもあるのでしょうが、大まかに列挙しますとこんな感じかなと思います。
例えば国産のクワガタでいいますと、コクワガタとミヤマクワガタでは、
流れで言う同じ③幼虫飼育という場面であっても、
ポイントでいうⅢの温度管理は別です。同じくポイントⅣの時間(期間)でも違います。この場合は幼虫でいる期間の事です。
こんな具合に一連の流れはだいたい同じでも、各場面でのⅠ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳが違うため、
一律では説明ができないわけです。
今回の記事は流れの中でポイントを考えながら、クワガタ飼育とはどういう物なのかを考えてみようと思います。
ポイントさえしっかり押さえておけば、難しい事は少なく誰でも気軽に挑戦できると思います。

グランディスオオクワガタ

クワガタ飼育とは何だ まとめ

1 飼育の流れは成虫飼育、産卵・割り出し、幼虫飼育、サナギ・羽化となる
2 ポイントⅠ セット等に使用する用品やマット
3 ポイントⅡ 幼虫のエサ
4 ポイントⅢ 温度管理
5 ポイントⅣ 時間(期間)
6 各ポイントを押さえておけばクワガタ飼育はできる


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飼育過程別でのポイント

成虫飼育

成虫の飼育ですが、観賞用としまして飼育を行う場合に関しましては、ポイントで言いますと、ほとんどがⅢの温度管理かと思います。国産のクワガタの場合でも、ミヤマクワガタなどは夏場でも比較的に低温で(20℃前後)管理を行う事がオススメですが、暖かい地域に生息している外国産のクワガタは25℃までの管理がオススメとなります。30℃以上の高温が続く状態はなるべく避けましょう。ちなみに外国産クワガタでも20℃前後での低温管理だと長生きし易い傾向もあるようです。

低温飼育が必要なミヤマクワガタ※外国産ミヤマも低温管理が必要

ミヤマクワガタ

産卵・割り出し

次に飼育を行ったクワガタの子孫を残したい、卵を産ませてみたいといった場合のポイントです。産卵セットを組んでみようとなった場合のポイントです。
ここはブリードを行うにあたっての1つのキーになります。それだけあってポイントも多く、Ⅰ・Ⅲ・Ⅳと管理項目は多いです。

まずは、Ⅳの時間(期間)に関してですが、例えば同じ国産クワガタであってもノコギリクワガタやミヤマクワガタなどは、休眠期間であったり、成熟期間というものをしっかり確認してから♂♀の同居生活をさせる事が必要です。オオクワガタ等ももちろん成熟の確認は必要ですが、仮に未成熟であっても♂が♀を傷つけるような事は少ないです。このように成熟期間なども種類によっては重要ポイントになるわけです。

※休眠期間が長い国産ノコギリクワガタ

国産ノコギリクワガタ

次にⅠのセットに使用する用品やマットというポイントですが、そもそもどの種類が何に産卵するのかというポイントがあります。
マット産卵、材産卵、菌床産卵など産卵にも色々とあります。
国産クワガタではコクワガタ等は基本的には材産卵ですし、外国産ではインターメディアツヤクワガタ等の、俗に言うツヤ系クワガタはマット産卵が多いです。
そもそも飼育下で産卵をさせる事自体がなかなか難しいクワガタもおります。
セットに何を使用するかという事も最重要ポイントとなるわけです。

※材産卵がオススメなシェンクリングオオクワガタ

シェンクリングオオクワガタ

Ⅲの温度管理ですが、国産ではヒラタクワガタに関してはやや高め、ミヤマクワガタはやや低め、といった具合です。暖かい地域に生息している外国産であれば、当然やや高めという事になります。
基本的には30℃以上の高温が継続的に続く環境は飼育上良くありませんので注意が必要です。Ⅲの温度管理は飼育の過程でのそのほとんどの場面でポイントとなってきます。

※産卵が難しいブルークツヤクワガタ

ブルークツヤクワガタ

幼虫飼育

産卵・割り出しの後は幼虫飼育の開始となるわけですが、ここも先の過程同様に大事な部分です。ですので当然にⅡ・Ⅲ・Ⅳと管理項目は多くなります。

例えばⅡの幼虫のエサに関してですが、マット、菌糸などがあります。外国産クワガタではヒラタクワガタ、ノコギリクワガタ、ニジイロクワガタ等はオオヒラタケ系の菌糸で育ちます。オウゴンオニクワガタやタランドゥスオオツヤクワガタ等はカワラ茸菌糸での飼育がオススメです。ツヤクワガタ、マルバネクワガタ、ネブトクワガタは発酵マットのみでの飼育となります。ほとんどが菌糸ビン飼育でOKではありますが、孵化したての幼虫は産卵に使用したマット飼育で様子を見た方が良い場合もあります。最初から最後までマット飼育でも問題ない種類もおり、一概には言えませんが、幼虫のエサ(棲みかでもある)というポイントは飼育ではとても重要になってきます。

※カワラ茸菌糸での飼育が必要なタランドゥスオオツヤクワガタ

タランドゥスオオツヤクワガタ

※マットだけでも飼育が可能なドウイロクワガタ

ドウイロクワガタ

Ⅲの温度管理も幼虫飼育においても重要ポイントで、例えば先ほどもご説明しましたとおり、国産、外国産問わず、ミヤマクワガタの類は総じて低温飼育が基本ですし、それを除く外国産の、特に暖かい地域に生息しているクワガタは逆に低温はNGだったりもします。
日本のように比較的1年の四季がハッキリとしている国では温度管理は最大の難関ともいえます。もちろん国産クワガタの多くは、日本で飼育を行う場合では、常温でも飼育は充分可能です。

※やや低温管理が理想のフォルスターフタマタクワガタ

フォルスターフタマタクワガタ

Ⅳの時間(期間)ですが、この場合ですと幼虫でいる期間です。
国産でもノコギリクワガタ等は常温で飼育を行った場合ですと2年近くの間幼虫でいる場合もあります。外国産の場合では、大型のミヤマクワガタであったり、大型のツヤクワガタ等は相対的にみて、幼虫期間が長いです。事前にこういった情報を知っておけばそれを踏まえて準備を整える事ができます。

※幼虫期間が比較的に長いインターメディアツヤクワガタ

インターメディアツヤクワガタ

サナギ・羽化

幼虫がサナギになって羽化するまでは最後の余韻のようですが、ここでも気をつけなければならないポイントはあります。
例えば幼虫が蛹室という部屋を作ってそこでサナギになり羽化していくわけですが、飼育に使用しているビンのサイズが小さければ、羽化時に羽化不全を起こしてしまう場合もあります。羽パカ状態になったり角曲がりなどがそれです。ですので、飼育するクワガタのサイズに合わせた飼育容器を準備する事がオススメです。もちろん最後まである程度の温度管理は必要で、人工蛹室を使用する場合には、あまり乾きすぎないように適度に保湿します。

※角曲がりの羽化不全を起こしたヘラクレス

角曲がりヘラクレス1 角曲がりヘラクレス2
※ヘラクレスの人工蛹室(適正サイズ)

ヘラクレスの人工蛹室

国産の主要クワガタ飼育のご紹介

このように、クワガタ飼育はほとんどの種類が飼育の流れは同じですが、その過程においてポイントが異なります。逆に言いますと、ポイントさえ事前におさえておけば何も恐れる事はないのです。もちろん全過程において、クワガタ愛を持って飼育する事は言うまでもありません!最後に主要な国産クワガタの飼育方法をご紹介致します。
別の記事にてご説明致しておりますのでご興味のある方は是非とも見てみて下さい。

オオクワガタ;オオクワガタの育て方【基礎編】飼育からブリードに挑戦してみよう!
コクワガタ;コクワガタの飼育【基礎編】飼育からブリードに挑戦してみよう!
ノコギリクワガタ;ノコギリクワガタの飼育【基礎編】飼育からブリードに挑戦してみよう!
ミヤマクワガタ;ミヤマクワガタの飼育【基礎編】飼育からブリードに挑戦してみよう!
ヒラタクワガタ;ヒラタクワガタの飼育【基礎編】飼育からブリードに挑戦してみよう!

飼育過程別でのポイント まとめ

1 成虫飼育は温度管理さえしっかりやればOK
2 産卵は使用する材・マット、温度管理、成熟具合がカギ
3 幼虫飼育はエサ、温度管理、幼虫期間を知っておけば準備万端
4 サナギ期間は安静に、成虫サイズに合わせた飼育ケースを選ぶ
5 クワガタ愛を持って飼育する

この記事でご紹介したアイテム

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発酵マット
菌糸ビン
産卵材
飼育ケース
国産ミヤマクワガタ
国産ノコギリクワガタ
ヘラクレスオオカブト

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